流れる星のような一瞬の恋をしたい

“好きなこと”を“好きな分”だけ

流星くんと保健室

 

 

たまには流星くんだけで書いてみようかなと思いまして!!

付き合ってくださいお願いします。

 

私が先生で流星くんは生徒(高3)ね!

で、私は新卒だからあんまり歳が離れてないの!

教科はやっぱりベタに保健室の先生になりたい(勝手にどうぞ)

 

まだ仕事が慣れてなくてバタバタしてる5月中旬なのに保健室にはもう常連くんがいるのね。
それは毎週火曜日の3限、絶対保健室にサボりにくる学校イチのモテ男の流星くん。

彼が歩けばみんながざわめく注目の的です。

 

ずっとこの時間ここにいるけど単位大丈夫なのかな…??そんなことは置いといて

私たちがそんな関係になったのも原因は私なんですけど…

だって!流星くんがふらっと保健室来て『なあ、先生さ今2人やけど何も起こらへんって思ってるやろ~?』って聞いてくるから『うん、そりゃ先生と生徒だもんね。』って資料に目を通しつつ呟いたらいきなりバックハグされちゃったんだもん!!もう!!!

彼は歳上キラーだからな(何様)

それでドキドキしてるのバレちゃって『こんなドキドキしてるのにそんな事言えるん〜?』ってニヤニヤしながら聞いてくるからもう降参…!!

 

今日もまたいつもみたいに保健室の中から鍵かけてベッドに腰掛けてから『せーんせ、おいで』って両手広げて言ってくるのずるい…!

でもちょっと流星くんの事気になっちゃうから黙って抱きつきに行く私(チョロい女)(節度を持て)

流星くんったら、『んは、素直やなあ。可愛ええ〜。あ、シャンプー変えた??』ってそっと頭撫でてくるし目細めて笑いかけてくるし何よりちっちゃい変化にも気付く!!!反則!レッドカード一発退場!!!

すると流星くん、真剣な顔して『なあ、いつになったら先生俺のこと好きになってくれるん?ずっと待ってるんやけどなあ。』って私の髪の毛いじいじしながら聞いてくるの。

私はこの関係がいけないって分かってるしこれ以上流星くんがここに居たら留年しちゃうことも担任の先生から言われてるから

『ん〜、そうだな。藤井くんがいつもサボってるこの時間の授業をちゃんと受けて期末テストで90点台取ったら考えてあげる。』ってほっぺプニってしながら答えたの。

すると流星くん、『んえ、それはムズいな〜。んまあ、頑張れるだけ頑張ってみるわ』って言うとひょいってベッドから腰上げて授業戻っていっちゃった。

それから流星くんはその時間には保健室来なくなったんだけど毎週火曜日になると来るんじゃないかって期待しちゃってる自分に気付いて流星くんへの思い実感しちゃうよね~全く!!

 

で、期末テストのテスト返却日にバタバタ足音が聞こえたからなんだろ…?って思ってたら流星くんがガラって扉開けて『なあ見てや!92点取れてん!!』ってにこにこスマイルでテスト見せに来てくれるから思わず抱き着いちゃった!すると流星くん『あれ、俺より先生の方が寂しかったんちゃう?』って言いながら抱きしめてくれるよ…素敵…まあ案の定すんなり付き合うんですけど夏休み明けからずっと流星くん保健室でお弁当食べてるからあれやこれやウワサは流れますよね。でも当の本人はそんなのお構い無しだからさすがB型だよね。

 

月日は流れて卒業式後にボタンとネクタイとベルト全部奪われた流星くんが保健室にやって来て『これでやっと皆に何も言われんと隠さず堂々と付き合えるな、んあ、あとこれも出来るようになったわ』ってくいって顎持ち上げてちゅーされちゃう…!!

 

実は私、付き合う時にお互いの立場考えて卒業まではぎゅー以上の事しないでって頼んでたんです。

それを一途に守り続ける流星くん素敵すぎる…!!!

 

流星くんとの初めてのちゅーにぽかんとしてるとまた抱きしめてきて

『ほんまはな、せんせ、あ。〇〇の事一目惚れやねん。始業式で新しい先生ですって紹介された時からずっと。もうなんかその時から〇〇の事頭から離れんくて…って何言ってるんやろ俺。いろんな子に告られてんけどその度に〇〇の方がええな。とか先生やけど相手にしてくれるんかな?とか考えてもうてさ。〇〇が思ってるより俺は〇〇に夢中みたいやねん。んへへ。』ってりゅうちゃろスマイルかましてくるからもう…!!!

 

 

 

それから先生と流星くんは幸せに暮らしましたとさ!

 

文字数えげつなくて自分でも引いてます…

読みづらいとは思いますが大目に見てやってください…